与那国島へハンマーヘッドシャークの群れを観に行こう

気になるハンマーヘッドシャークって?

与那国島に行ったら「ハンマーヘッドシャーク」が見れる!という話をよく耳にしますが、「ハンマーヘッドシャーク」って何?と思っている人もいるでしょう。
サメの種類ということは分かっていても、どんな種類なのかしっかり理解しておきたいものです。

「ハンマーヘッドシャーク」とは、熱帯から温帯の沿岸域に生息しているサメの一種です。
頭部がトンカチのような形をしているので、「ハンマーヘッド」という名前が付いたといわれています。
小魚やエビ、カニ、タコ、イカなどを食べていて、人間を襲うことはほとんどないといわれているので、ダイビングで観察しても安心です。

ハンマーのような頭部は目が付いていて、視野が広いことで有名です。
頭部のハンマーで獲物を押さえつけて弱らせて食べるといわれているので、頭部には注意が必要です。
ただ、目が離れているので真正面が死角になっているという弱点もあります。

ハンマーヘッドシャークを見たいと思っているダイバーは非常に多く、そのために海外を駆け回る人もいるほどです。
単体で遭遇することはあっても、群れで見れるのは日本では与那国島と南伊豆だけ。
海外ではコスタリカのココ島、メキシコのバハ・カリフォルニアが有名です。

群れに出会えるポイントは?

ハンマーヘッドシャークの群れに出会いやすいポイントとしては、島の最西端の岬「西崎(いりざき)」周辺がおすすめです。
条件が合ったときには、ハンマーヘッドシャークの群れが川のようになって泳いでいる姿を見ることもできます。
ダイバー間では、この光景を「ハンマーリバー」と呼んでいて、世界でもこの光景を見ることはなかなかできない、とてもレアな光景です。

ダイビングサービスを利用しよう

与那国島にはいくつかのダイビングサービスがあります。
ハンマーヘッドシャークを見るのであれば、ダイビングサービスを利用すると、手軽にハンマーポイントまで連れて行ってもらえるでしょう。

ダイビングサービスを利用すれば、ボートでダイビングスポットまで連れて行ってくれます。
レベル別にボートを分けて、それぞれにガイドがついているので安心です。
ハンマーヘッドシャークがいたら、ガイドがタンクをたたいて教えてくれるので、発見できるチャンスがアップします。

ハンマーヘッドシャークに出会えるベストシーズンは?

ハンマーヘッドシャークのシーズンは12月から4月ごろです。
水温は24度前後なので、適したウエットスーツとフードベストやドライスーツがあれば快適に過ごせるでしょう。
ダイビングサービスを利用すれば、不足しているアイテムの購入やレンタルができたり、ダイビング後に利用できる大浴場が完備されていたりします。
ホテルで手配できるダイビングサービスもあるので、ハンマーヘッドシャークに会いたい人は相談してみると良いでしょう。