日本最南端の波照間島で幻の泡盛を!

日本最南端の波照間島

日本最南端の波照間島は石垣島から船に乗っていきます。
その際は「ばいじま2」という大型高速船が良いでしょう。

「ばいじま2」は浅海を滑るかのように静かに走るので、乗り心地がよいです。
2階のスーパーシートならば、いっそう快適に乗れます。
波照間島までは約80分です。

島の南端にある「最南端の碑」は広がるサトウキビ畑を抜けたところにあります。
素朴な碑は海岸の草地の向こうにあり、手作り感あふれたものです。
その向こうには、刺々しい岩礁地帯があり、断崖絶壁のようになっていますので、なかなか人が入りにくい感じです。
そして、もっと先に行けば、勢いの良い波を伴った濃い青の海が元気よく広がり、水平線のかなたまでが良く見えます

波照間島の南端は、断崖絶壁ですが、北側は違う感じでハテルマブルーと呼ばれる美しいカラーの遠浅の海が見えます。
ピンク色の砂浜にきれいな透明の波が打ち寄せてきてその向こうにあるのは青い海やもっと先には濃い青の海が広がっているのです。
こんな海の姿は思わずうっとり眺めずにはいられません。

最南端の島の「幻の泡盛」である「泡波」

最南端の島の「幻の泡盛」である「泡波」をご紹介します。
この泡盛は島の波照間酒造が精魂込めて作ったものですが、数多くは作らないのです。
そのために生産量が少なく、手に入れたいと思ってもなかなか手には入れない人は多いでしょう。

こういったことから、幻の泡盛といわれています。
特に、夏に島を訪ねるとこの泡波目的の人が多いので、なかなか店に売っていません。
結局、あきらめてまた幻のままで帰宅という人も少なくないのです。

酒造所の建物前で、記念撮影もできます。
柔らかな泡を思い浮かべるようなタイ米をお酒にするために蒸すスイートな香りをかぐのも楽しいものです。

でも、「泡波酒店」というお店に行くと売っていることがあるので、チャレンジしてみましょう。
お店のガラス戸を開けてみるとレジ横の机には、あ「泡波」の二合瓶がたくさん売っていることがあります。
ここはできるだけ多くの人に買ってもらうためのお店なので個数制限があり、ひとりが購入できる本数を決まっているのです。
来島者が多い季節だと朝のうちに完売することもあるので、早めに行った方が良いでしょう。

ねらい目は冬の旅です。
冬だと余り旅行者がいないので、「泡波」を買える確率は高めでしょう。
因みに、古民家カフェの「kukuru cafe」でも、幻の泡盛「泡波」をロックや水割り、さらに泡波カクテルで味わうこともできますので、初めての人はそこから試してみるのもおすすめです。

竹富町波照間島星空観測タワー

波照間では、何と言っても輝く本物の星空を見たいものです。
でも、お天気の関係で星は無理という時は「星空観測タワー」を訪ねてみましょう。

本当の星ではありませんが、かなりリアリティーに迫っています。
星のお話しを聞きたい人は有料の「夜の星空ガイド」に参加をしてください。
館長さんがたとえば、「天の川」等、私たちの知りたいことをおしえてくれます。

天気が良ければ、幻想的な本物の星空を見られます。
たとえば、冬であれば三つ星を抱えるオリオン座やオリオン大星雲も見えるでしょうし、赤い星のベテルギウスも見えます。
そして、目立つほど強く輝く、おおいぬ座のシリウスなども見られます。
日本最南端の夜空を楽しみましょう。