キャロットアイランドと呼ばれる津堅島の高品質ニンジンが絶品!

キャロットアイランドとは

キャロットアイランドとは沖縄県の離島である津堅島のことです。
津堅島は沖縄本島中部の勝連半島にある平敷屋港からだとおよそ4kmになります。
栄養たっぷりの甘ニンジンの産地として知られているためにキャロットアイランドといわれるのです。
そんな島のニンジンは1月から5月に収穫されます。

津堅島へは、沖縄本島中部にある勝連半島の先端にある平敷屋港に出ないと行かれません。
勝連半島や津堅島でのドライブを楽しみたいという人はレンタカーがおすすめです。
その場合は、車を載せられる「フェリーくがに」を早めに予約しましょう。
約30分ののんびりした船旅ができます。

「フェリーくがに」は、ニンジンのキャラクターが描かれた可愛い船体のフェリーです。
港を離れてみると、勝連半島の岬先端の様子が見えるのでなかなか楽しいでしょう。
こんな地形なのかと思っていると、すぐに目的地の津堅島についてしまいます。

津堅島のニンジン

津堅島では、ニンジンひと筋35年のキャリアを持つ大ベテランがおいしいニンジンを作っています。
ニンジンつくりにはあらゆる工夫も必要で、たとえば畑に海の砂をいれる、収穫期のずれが必要なために暑い時期から種まきを始めるなど、独特の育て方でニンジンと向き合っているのです。

畑は丁寧に小石を取り除くなど厳重な注意を払っているので、ニンジン畑の土はふんわりしているのでしょう。
また、津堅島のニンジン畑では、農薬は使われていないので、子供に食べさせる際、安心安全です。

平野ばかりの津堅島には、常に海からの潮風のアプローチがあるので、ミネラルが含まれた海水のミストが注がれます。
そのために身が甘い品質の良いニンジンになるのでしょう。
つまり、ニンジンづくり向きの土壌や、農産物に優しい潮風のミネラル分の栄養、そして手間を惜しまぬ丁寧で十分な世話が、この旨味たっぷりのブランドニンジンを作り出すのです。

ニンジンしりしり定食がおいしい

津堅島には、「お食事処 津堅みやらび」というアットホームな雰囲気の食堂があります。
そのお店には、季節限定の「ニンジンしりしり定食」があるのです。

ここで、ご当地グルメのニンジンしりしりをご紹介します。
ニンジンしりしりとは、スライサーなどで細い千切りにしたニンジンを炒めた沖縄の定番郷土料理です。
ツナや卵もいっしょに炒めることがあり、各家庭の特色がでる料理でしょう。

しかし、ここのお店はメインディッシュがニンジンしりしりなのでめずらしいです。
それはメインにできるほどに、おいしいニンジンだからでしょう。
ツナ、卵と炒めたのみというシンプルな作り方ですが、かなりふわふわな仕上がりです。

津堅島のニンジンでしか作らない料理なので、ニンジンしりしり定食があるのは2月~6月のみです。
食べてみたいと思う人は時期に気を付けて津堅島に行ってみましょう。