波照間島「ぶどぅまれー」のおでんを楽しむ

波照間島へのアクセス

波照間島とは、石垣島から高速船によって約1時間のロケーションにある島です。
日本に数ある島の中において、人間が生活している有人島としては最南端に位置する島としても知られています。
人が住んでいるため、観光で足を運ぶことももちろん可能です。

波照間島へアクセスするためには、まず石垣島まで飛行機で足を運ぶのが最速です。
石垣島には石垣空港があり、大阪や東京から定期便が出ていますから、それを利用すると良いでしょう。
石垣島から波照間島へは、フライトはないため船での移動となります。
石垣港離島ターミナルへ行くと波照間島行のフェリー乗り場があるので、そこから約80分間隔で出ているフェリーに乗ってください。

波照間島のおすすめポイント

日本最南端の有人島である波照間島には、たくさんのおすすめポイントがあります。
この島には、たくさんの「最南端」があるので、ぜひ一つ一つに足を運んでみてはいかがでしょうか?

その中でもぜひおすすめしたいのは、「ぶどぅまれー」というおでん屋です。
このおでん屋さんは、もちろん日本国内では最南端にある店で、店内は10人ほど座れるこじんまりとした規模となっています。
テラス席もあり、天気が良い日にはぜひトロピカルな雰囲気の中でおでんを楽しんでみるのもおすすめです。

ぶどぅまれーのメニューはとてもシンプルで、基本的に旬の食材を使ったおまかせコースとなっています。
大根や厚揚げ、こんにゃくやちくわなど定番具材に加えて、てびちや青菜、ウィンナーなど沖縄のおでんらしい食材も盛り合わせてもらえます。
その他に、沖縄そばや泡盛などの郷土料理を合わせて楽しめたり、沖縄で誕生したオリオンビールもいただけます。
ちなみに、店内で注文する泡盛は、大きなボトルに入って提供されます。
このボトルはお土産としても人気が高く、飲みきれないほどたっぷりの量の泡盛を存分にたのしんだ後には、ボトルを持ち帰るのが定番です。

波照間島へ足を運んだら、ぜひ泡盛を製造している酒造所へも足を運んではいかがでしょうか。
この島には波照間酒造所があり、沖縄でも製造量が少ない「幻の酒」と言われている泡盛を生産しています。
この酒造所も泡盛を購入することができますが、その魅力は何といっても、驚くほどリーズナブルな価格で購入できるという点です。

ここで製造された泡盛は石垣島や沖縄本島へ移送されて販売されるのですが、価格を見ると、石垣島では波照間島の5倍程度の価格となり、沖縄本島ではなんと10倍もの価格がついてしまいます。
泡盛を少しでもリーズナブルに購入するなら、波照間島で購入するのが一押しです。
その他にも波照間島には、日本最南端に位置するプラネタリウムがあったり、日本最南端の石碑があるなど見どころ満載です。